ストレイン 沈黙のエクリプス

2018年05月11日

ストレイン 沈黙のエクリプス シーズン1 #2 消えた積み荷

なぜか父親の元へと帰った死んだはずの少女・エマ、目的地へと棺を運ぶガス。そしてセトラキアンとアイヒホルストの二人は古い知り合いのようだけれど・・・

それではここから先はゆる~くネタバレを含む感想です。

ガスは誰もいない建物に到着。棺にちょっと興味を持つも、中から生き物の気配がしたのでびっくりして慌てて建物から立ち去る。

そして空港ではビショップの頭の潰れた死体が発見され、現場にはアンモニアの匂いと生物の分泌物が残されていたの。そしてエフの携帯には局長が生存者の帰宅を許可したと連絡が。

生存者の元へと戻ると、航空会社の内部文書が出て一酸化炭素中毒と報道されているといって帰ろうとする生存者たち。しかしエフは医師二人の同意で隔離することができると言って生存者の帰宅を一旦阻止したんだけれど・・・

マンハッタンのストーン・ハートグループでは、パーマーの元にアイヒホルストが姿を見せ、CDCは空港を閉鎖し生存者を拘束してる、このままいけば計画に遅れが生じると言うと、パーマーは情報操作でこの件は片付いたと返事。

そしてアイヒホルストは留置場にいるセトラキアンの元に弁護士を名乗って面会に。セトラキアンは彼が年を取っていないことに驚く。そして棺は川を渡ったのか?お前のマスターはどこだ?と聞くセトラキアン。すると勝負はついたユダヤ人と答えるアイヒホルスト。

逮捕された時、古い剣を持っていたそうだがサルデューのかと聞かれたセトラキアンは、いずれお前のマスターに返してやると言うと、アイヒホルストは心臓は持ってるんだろ?と言い、彼女は最期に苦しんだが泣きはしなかった。ただ一言だけエイブラハム(セトラキアンの名前)と言い残したことを告げる。

すると彼女の敵を取ると言うセトラキアン。

アイヒホルストは、私が名前を奪い番号を与えた。お前は幸運だな、ここはまだ安全だ。街にはすぐ危険が訪れる。お前は少し長く生きられる。お前が死ぬとき最期にみるのはマスターの目だと言う。

するとセトラキアンはアイヒホルストの旧友・ドレヴァーヘイブンの名を口にし、自分が剣で切り刻んでその残骸は北海に捨てた、すぐに旧友と再会させてやろうと言ったの。

アイヒホルストはまたすぐ会おう、囚人番号A230385と言って笑顔で帰っていったわ。

一方、空港には保険福祉省のピアソン長官が現れ、連邦航空局がリージス航空に対し運航停止命令を出した。この件は国家運輸安全委員会の管轄になったと告げ、エフの反論も届かない。

納得いかないエフはCDCのバーンズ局長に食ってかかり、その結果、休みを取れ、もうこの件に関わるなと言われてしまう。

だけどエフは調査をやめず、ノーラと一緒にバーにいた生存者の一人・機長に会いに行く。すると機長は頭痛と耳鳴りがあると訴える。そして棺の件については、離陸前にスーツ姿の役人たちが運んできたと証言。機密扱いの積み荷だと思って詮索しなかったと話してくれたわ。

エフは、聖セバスチャン病院の医師レスタに検査を頼んでおいたと紹介し、機長とは別れたの。

そしてエフとノーラは採取した未知の生物が血液に反応することを突き止める。そこへ息子のザックからメールが。

一方、マンハッタンにある客でいっぱいの飲食店には害虫の検査にきたとフェット(衛生局の害虫駆除業者)が現れる。

店には生存者の二人、ミュージシャン・ガブリエルと弁護士のジョーンもいて、航空会社から賠償金をふんだくる算段中。だけど二人とも耳鳴りがするようで体調に異変が起きている様子。

調理場ではフェットがネズミを見つけ、店は即刻営業停止に。店にいた客も全員追い出される。

そしてエフがザックに会いに家に戻るとそこにはマットもいて、ザックと一緒にエフの書斎の改装中。エフはマットに二人を幸せにしてやってくれと頼む。そしてザックからは、明日の親権の審理には遅れないでと言われたの。

その帰り道、エフは断酒会に参加。自分がアルコール使用障害だと告白し、皆の前で自分の欠点をさらす。

一方、複数の女性と乱交しようとしていた生存者のミュージシャン・ガブリエルは血を求める衝動を抑えきれず、女性の首元にかみつき、女性たちは逃げてしまう。だけどその後もガブリエルは床に点々と落ちた血をなめるという行動に。

病院では機長が急変し、検査の結果これまでみたことがない病理報告が。機長は肌の下がムズムズすると言い、エフが紫外線ライトを当てると肌の下では複数のうごめく糸状の生物が。

そしてガスが車を運んだ場所にやってきたパーマー。そこには開けられた棺が。そしてアイヒホルストがあなたは幸運だと言って現れる。すると次の瞬間、あのマントに包まれた正体不明の生き物が現れ、お前が私をここまで呼び寄せた、なぜ私を見ようとしないのだ?と言い、パーマーがそれに目を向けると、それはフードをおろしたの。

一方、誰とも連絡の取れない検視局に到着したエフとノーラ。だけどそこにはあるはずの遺体が全て消えてなくなっていたの。

そして父親の元に戻っていたエマだったけれど、こちらも様子がおかしく、お腹が空いたと言うと、口の中からヘビのように伸びてきた何かで父親の血を吸い上げてしまったの。エマの目は真っ赤に充血していたわ。

~感想~
まだまだついていけず状況がつかめません('д` ;)

セトラキアンとアイヒホルストの面会でのやりとりを見ていると、因縁があるようだけれど全容はまだわからないし、マスターと呼ばれる存在のことも謎。それにアイヒホルストは年を取っていないって言うし・・・やっぱり死人なの?

パーマーとアイヒホルストの企みも、順調そうだけれど、パーマーは健康問題を抱えていてそれを解決するためでもあるのよね。それってアイヒホルストと同じになろうとしているってこと?

一方エフたちの立場からするともう待ったなしよね。死人は消えるし、父親の元に戻ったエマは完全に別のものになってるじゃない。一応生存者とされた4人も血に飢えてるようだし、次に起こることと言ったらやっぱり殺人?

それも検視局にあった遺体が全部消えちゃってるから大量殺人?となると次は街での大パニックが待っているのかしら?

もしそうなら衛生局の害虫駆除業者のフェットの役割は?

もう今の私にはエフの家族問題がこのドラマの箸休めみたいになってます。でもエフの書斎を既に改装中っていうのはちょっと酷いよね。もし自分だったらと考えると、自分が買った家の自分の書斎が改装されてたら露骨に嫌な顔しちゃうなぁ。

アイヒホルストに手を貸した運び屋のガスも、母親想いで悪い青年ではなさそうだし、エフの部下のジムにしたって、悪い人とは思えない。

そういえばパーマーの前でマントのフードを取った正体不明の生き物、後ろ姿だったけれど見事なつるっぱげだったわΣ(゚д゚;)

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2018年05月05日

ストレイン 沈黙のエクリプス シーズン1 #1 ナイト・ゼロ

ギルレモ・デル・トロ監督による初のTVシリーズ!

物語は、ドイツ・ベルリンを出発し、アメリカのジョン・F・ケネディ空港に着陸した旅客機のリージス航空753便の機内で、異変が起きていたことから始まるの。そこでCDC (疾病対策センター) のチームが機内に調査に入り、乗員乗客206名の死亡を確認、4名の生存者を発見。チームは謎の解明に乗り出すのだけれど・・・

それではここから先はゆる~くネタバレを含む感想です。

ベルリンからJFK空港に着陸しようとしていた旅客機リージス753便。しかし機内の貨物室から正体のわからない何かが現れる。

その後JFK国際空港管制塔が753便に呼びかけるも応答がなく、駐機場で止まったまま。

様子を見に行った管制官のビショップは大惨事を予見し、部下にCDCへ連絡するように指示。

その頃、家庭相談センターで息子・ザックの親権の話し合いをするエフ(CDCのカナリアプロジェクトのリーダー疫学者)。離婚を望んでるのは妻のケリーで自分ではないと自己弁護。ケリーの言い分としては、仕事が忙しすぎることが原因で、この話し合いの最中もエフの元には何度も電話が。それにケリーにはすでにマットという別の男性がいるらしい。

そして連絡を受けたエフが空港に到着すると、国土安全保障省がテロと判断し機内に乗り込む寸前。伝染病の恐ろしさを説き主導権を握るエフ。

ところ変わってマンハッタンのスパニッシュ・ハーレムで骨董質店を営む老人・セトラキアン。ニュースでベルリンからの到着便が、JFK空港に着陸したきりパイロットや乗員と連絡が取れていないことを知る。

そして壁の向こうにある隠し部屋で柄が龍のような剣を手にする。アイツだと言い、心当たりがあるみたい。自分には立ち向かう力があるかどうか不安に思っているようだけれど、今度こそ失敗できないと呟く。

そして瓶にはアンモニアに漬けた心臓が1つあって、そこに血を一滴たらすとその心臓からはアニキサスみたいなのが何本も出てきて血に群がっていたわ。

一方空港では、CDCのエフとノーラが防護服に身を包み機内へ入る準備中。そこで家庭相談センターでの出来事を話すエフだったけれど、実はノーラと不倫中。

そしていざ機内に入り二人が目にしたのは死亡した乗員乗客たち。早速機内を調べるんだけれど、アンモニアの値が高いくらいでそれも許容範囲内、あと変わったことといったら他は全て下ろされていたのに、一つだけ開いていた日よけくらい。死人に苦しんだ様子はなし。

地上でバックアップするジムに、積み荷目録を調べろと指示するエフ。肉眼では確認できなかったけれど、紫外線ライトで辺りを調べると、そこらじゅうに生物学的な物質の跡が。アンモニアの発生源の可能性もありサンプルを採取する。

その後、二人は前と後ろに分かれて調査を開始。貨物室を調べるエフ。その頃ノーラは操縦室へ。

当初、210名全員が死亡かと思われたんだけれど、4名が息を吹き返す。そして救急隊を呼ぶエフ。

一方マンハッタンにあるストーンハート・グループでは、パーマー(世界有数の大富豪)の元に、アイヒホルスト(元ナチス軍人)が現れる。荷が無事に着いたことと生存者が4名いたことを報告するアイヒホルスト。

そして一線を越えたら決して元には戻れないと話すパーマー。どうやら今回はその一線を越えたみたい。それにアイヒホルストは目からシャッター音のようなものがしてなんだかちょっとおかしいの。本人の談を信じるならば呼吸していないらしいわ。

一方空港にはCDCの局長が現れる。ノーラが局長にマスコミは入れないでと頼むと局長は約束すると答えたんだけれど・・・

その後、生存者の4人は地元の病院の隔離病棟へ。エフたちは生存者に話を聞くけれど大したことは聞けず。

倉庫からは、積み荷目録になかった手彫りの施された棺のようなものが見つかる。早速中を開けると土がぎっしり。土のサンプルを取って密封しろと指示するエフ。そしてその棺にはなぜか内側に掛け金が。

誰も近づけるなと言い、ベルリンの送り主を調べるようにとも言っていたわ。

そして棺の傍にいたビショップが幻聴を聞き一人で歩いていくと、そこにはマントをかぶった不気味な生き物が!あっという間に襲われ血を吸われて頭を叩きつぶされてしまうビショップ。シルエット的には人の形をしていたけれど、頭の部分がとても大きな口のようにみえたわ。

一方マンハッタンのハーレムでは、ガス(メキシコ系ギャング)の前へアイヒホルストが現れる。家族のことでなかば脅され、空港から車を運んで来いとほぼ命令に近い依頼。全ては手配済みだといって黒いカードのようなものに絵が描かれたものも渡したの。

これを引き受けることによってガスが得るものは、母親の在留資格、兄の前歴抹消、それと報酬。これが最後だと言うガス。アイヒホルストは、ルールは3つだと言い、積み荷を調べない事、寄り道をしない事、夜が開ける前にマンハッタンに戻ること、それだけを言い残したわ。

その頃空港では、会見を押し付けられたエフが家族の前に姿を現すも、そこには大勢のマスコミの姿も。乗客乗員の生存者名を明らかにしないエフに、娘のエマを案じる父親が詰め寄り、エフは彼にぶたれてしまう。

検視局では無作為に選んだ6体には、同じ場所に同じ切り傷があり、身体からは白い液体が出てきて血液が全く残っていないことが判明。情報漏れが心配なエフは、引き続き一人で作業を進めるようにベネットに指示。

そしてJFK空港に現れた骨董質店の老店主・セトラキアンは、今回のことで情報があるとエフたちに警告。前にこの病を見たことがあると言い、真剣に聞いてくれと訴える。そして死者及び生存者も含めて全員を破壊しろ言うの。頭部を切断し身体を焼却しろとも言い、棺についても言及。その棺も破壊しろと言い、川を越えさせてはいけないと言ったところで警官に連行されてしまったわ。

その後、貨物室を調べるエフとノーラ。そこで宿主を探す針金虫のようなものをみつける。

それから棺の元へ行くと棺は消えていたの。監視カメラで確認すると一瞬で正体不明の何かが棺を上へと持ち上げて去ってしまう様子が。

一方、駐車場についたガスが運転するのはCDCの車で、そこには報酬と積み込まれた棺が。

エフも慌ててジムに電話をして空港を封鎖し、棺が載るような車両は全て通すなと指示。

そこへガスが運転する車がやってきて警官に止められる。ガスは渡された黒いカードのようなものを警官に見せるけれど通用せず、だけでそこへ現れたジムに見せるとあっさり通していいと許可がおりる。けれどジムは二度と頼みは聞かないと連中に伝えろとガスに言っていたわ。

一方検視局では一人で検視を進めていたベネットだけれどなぜか物音が。すると取り出した腫瘍のできた心臓が動いていてそこから複数の針金虫のようなものが。その一本が彼の手首から中へと入ろうとし、慌てて引き抜くベネット。安心したのも束の間、彼が振り返ると亡くなったはずの人たちが立ち上がっていて、一斉にベネットのことを襲ったのよ。

そして車を通したジムは何も発見できなかったとエフに報告。今のところ突破口は貨物室で見つけた針金虫のような未知の生物のみ。

その頃留置場にいれられたセトラキアンは、一緒に留置場に入っていた男に、腕の数字の入れ墨には意味があるのかと問われていたわ。そしてそれは彼にとっては意味があるみたい。

一方、ストーンハート・グループでは全て計画通りだと話すアイヒホルスト。するとパーマーが剣を持った老人が空港で逮捕されたことをアイヒホルストに話す。執念深い男だと驚くアイヒホルストだったけれど、そちらはお任せをと言い、特に気にしていないようだったわ。

そしてパーマーは、最後にもう一度街を歩きたい、崩壊する前に。人生で初めて私は満たされていると、そう言ったの。

そしてそして最後、会見でエフをぶった父親が家に戻ると、娘のエマが帰ってきたの。娘を抱きしめる父親。だけどエマの目はアイヒホルストと同じでおかしなことになっていたわ。

~感想~
全容が全然わからないんだけれど、とりあえず金持ちのすることはわからん。

一線を越えたってどんな一線なんだ?棺のことを指してるんだろうけれど、どんな影響があるのかはまだ未知数。それにアイヒホルストよ、呼吸をしていないってことは死人なの?セトラキアンだってその怪しげな剣はなんなんだ?普通の剣ってことはないよね。

あの化け物だって血に飢えているようだけれど、野放しにしちゃって大丈夫なの?それに息を吹き返した乗客4人。健康体ってことはないでしょ?何分くらい死んでたの?

よく理解できたことと言えば、エフが妻から離婚を迫られ親権を取り上げられそうで、その上妻はもう別の男をエフとの家に招き入れているということ。でもエフだってノーラと不倫してるから異性関係に関しては何も言えないわね。

そして部下のジム。何か事情があるのかもしれないけれど、とりあえず裏切り者1号ね。

それからパーマーが言っていた”崩壊する前に”って一言。その崩壊が意味するものはなんなのかしら。文字通り街の崩壊?それにエイブラハムが言っていた”川を越えさせてはいけない”っていうのも気になる。川を越えたらなんなんだ?

今のところまったくついていけてません('д` ;)

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