2019年04月07日

ウェントワース女子刑務所 シーズン6 #7 失脚

ソーニャのシャロン殺害の証拠を探すヴェラ。一方、カズをボスの座から降ろしたいソーニャは、マリーと手を組むことに。そしてウェントワース所内の暖房は故障中で・・・

それではここから先はゆる~くネタバレを含む感想です。

~ソーニャの企み~

自分の身を案じたソーニャは、保護隔離棟に移して欲しいとヴェラに頼むんだけれど理由がないと言われ却下。

すると今度はマリーに接近し、カズはジャクソンと通じてる密告者だからボスの座から引きずり降ろそうと持ちかける。方法は、囚人を罰しないといけない状況を作り、そこへジャクソンが現れたらカズが密告者だと明らかになるというもの。

そしてその罰を受けるターゲットとして、カズの親友でもあり、マリーの元恋人でもあるアリーの名を上げる。

マリーはソーニャに、コスタの携帯を渡しアリーは傷つけないでと釘を刺す。

その後、運動場でアリーの上着から盗まれたコスタの携帯が落下。盗んでいない、ハメられたと主張するアリー。だけどソーニャから、ボスは特別扱いをすべきじゃないと決断を迫られたカズは、仕事の後で洗濯室で罰を与えるとみんなの前で宣言する。

そしてアリーには、あなたを傷つけたりしないから私を信用してと話し、ジャクソンには、アリーに罰を与えるフリをするから、後で洗濯室にきてと頼む。

しかし、現れるはずのジャクソンは暖房の修理に伴う停電でエレベーターに閉じ込められ、洗濯室には現れず。おまけにファーガソンの幻覚をみて取り乱す。

洗濯室では、ソーニャが声高々にカズは密告者だと囚人たちの前で話し出し、カズもシャロン殺しはソーニャの仕業だとぶちまける。

ジャクソンが現れなかったことで、仕方なくアリーの手をアイロン台でプレスするカズ。

結果、アリーはマリーに付き添われ医務室へ。ソーニャは嘘つきということになりピンチに陥ったため、ブーマーを用心棒にすることに。

~マリーとジャクソン~

クスリを巡りコスタと小競り合いをするマリーを見たジャクソンは、マリーを落ち着かせるために人目を避ける場所へ。

そこでマリーは、息子に対してもっと出来ることがあったんじゃないかという後悔を泣きながら口にする。そして共にクスリに頼るもの同士として共感したジャクソンは、マリーと関係を持つ。

~リズの病状~

カズに付き添われ診断結果を聞いたリズは、若年性認知症で、病気を治す方法はなく、最終的には死に至ると宣告される。

ヴェラはリズを精神科病棟に移すようにと医師から勧められたことをカズに話す。するとカズは自分が守るからと言って反対する。

一方リズは、暖房の修理に来ていた坊主頭の男性を見てドンだと勘違いする。

~ソーニャとリズの決着の行方~

ヴェラに呼び出されたソーニャは、シャロン殺害の凶器を花壇から取り出す映像を見せられ、真犯人はあなただと言われると、すぐさま弁護士を呼んでと要求。

その後、看守室を後にしたソーニャは、独房から出たスパイクに殴られ医務室へ。取り調べに来た刑事に対して記憶がないフリをする。

そして世話係としてリズがやって来ると、これまでのことを話し出したソーニャ。シャロンではなくリズを殺したかったと吐き捨てる。

医務室を出たリズは、ヴェラと刑事たちの元へ。実はマイクを仕込んでいて会話は全部筒抜け。刑事はソーニャの元へ行き、リズとの会話を録音したと言って、逮捕を言い渡す。

でもリズの病状は決して良くなったわけではなくて、ドンを捜して屋上へ。

一方、リズに執着するソーニャは、看護師からカードキーを盗んで医務室を抜け出し、リズを追ってこちらも屋上へ。

レンチを持ってリズに襲いかかるも交わされ、2人が争っているところにリズを捜していたカズも登場。リズに執着し、狂気に満ちたソーニャを屋上から突き飛ばしてしまう。

そこへジャクソンが現れる。すると、私が突き落としたと言うリズ。だけどカズは自分が突き落としてソーニャを殺したと告白する。

~感想~

今更と言えば今更なんだけれど、改めて囚人たちの身勝手さを感じてしまった。

それはカズがいい人すぎるからでもあるんだけれど、なんか気の毒すぎる。なんでもカズに言えばいいと思って、言えば終わりの人はいいよね、って感じ。

ソーニャを屋上から突き落として殺して(死んだの?)しまったけれど、囚人たちはどう判断するのかも気になる。シャロン殺しを罰した?、それとも囚人殺し?

リズはカズを庇おうとしたけれど、カズは卑怯者じゃないからちゃんと自分がやったと告白したし、第一発見者はジャクソンだし、目撃者もいないわけだし、ここは大岡裁きでいいんじゃない、って思っちゃうんだけれど、そういうわけにもいかないよね。

もう、カズが心配('A`|||)

だけどそれはそれとして、ソーニャとリズには盛り上げてくれてありがとう、って言いたい。

ソーニャの狂気に満ちた顔や、絶対に許さないというリズへの執着心が素晴らしすぎる。あのリズごときにっていうのが、言動や態度にことごとく現れていて、我慢ならなくてキーッてなってるのが滅茶苦茶伝わってくる。

一方リズもいろんな意味で負けていない。認知症を患い、正気だったりなかったりする中で、弱者を演じてみたり、強気に出てみたりと、それが演技なのか病気のせいなのかの境界線が正直わからない。

そんな中、ソーニャにシャロン殺害の罪を告白させハメた時のあの満足そうな顔。否、満足そうな悪い顔(゚ロ゚;)

そして対照的にワナワナするソーニャの顔!

最後までリズを守りきったカズには、心からのお疲れ様を。

なのになのになのに、ジャクソンさんよぉー、マリーと深い中になるだなんて何してますのん。なんでやねんの三段活用くらいじゃ済まないくらいのツッコミを捧げたい。ファーガソンの幻覚にもっと苦しんだらいいねん。

頼りにならないとは思っていたけれど、ここまでとは。またヴェラに言えない事が増えちゃったね。マリーも何を考えてるのかわからないけれど、全部計算だったらいいなぁ。

ソーニャとリズも決着が着いたわけだし、これから先はリタとマリーがしっかりと盛り上げてくれることに期待したいです。


にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ
にほんブログ村

mikan_x at 19:07│Comments(0)ウェントワース女子刑務所 

コメントする

名前
 
  絵文字